2010年2月6日土曜日

宇宙エレベータと既存エレベータの違い等をまとめました


あくまでたたき台レベルですが、現時点ではこのように考えています。




2009年12月27日日曜日

Jpsec2009に参加してきました!!




























かなり遅い更新ですが、宇宙エレベータの年に1回の報告会であるJpsecに参加してきましたので報告します。(ほんまに遅い更新やし・・・)

今回の会議(報告会)は宇宙エレベーター協会と神奈川大学の主催で行われました。
ちなみに日本大学は協賛となっています。
神奈川大学が主催なのでJpsec2009の開催場所ももちろん神奈川大学です。
当研究室からは学生6人がボランティアで運営のお手伝いに行きました。

で、手伝いの集合時間が朝の8時(日大からは1時間半かかるんですが・・・)からなので5時半に起床して眠い目こすりながらリュックに展示するクライマーを背負い神奈川大学に行きました。
駅についたらついたで、大学の場所が分からん!!駅の周り見渡しても、大学の影すらない!!
かろうじて道の街灯の所に大学あちらの看板があったけど、それも途中でなくなるし。。。大学の場所を調べて行けばよかった(。´Д⊂)

さてさて、Jpsecでの我々学生の仕事は、8月に開催された「第一回宇宙エレベータ競技大会」に出場したクライマーを来場されたお客様に説明する事でした。
講演中はみんな講演に行き、僕らの仕事はなくなるので、お客様と一緒に講演を聞きました。
講演には様々な分野の専門家が来られてかなり勉強になりました。
特に今回は、愛知医科大学の教授が来られて「宇宙エレベータの乗り心地 ~重力が人体に与える影響~」という題の講演が聞けた事です。

機械系の学生にとって、医療系の講演を聞く機会はめったにないので違う視点から宇宙エレベータを考えるキッカケ、方針を得る事が出来て大変嬉しかったです。
もちろん、自分の専攻分野の講演も聞く事が出来、大変有意義な時間を過ごす事が出来ました。
当日のスケジュールは下記のURLを参照下さい。

そして、一日目の講演が終了し、夜になると真の宇宙エレベータ会議が始まります(笑)
どういう事かというと、大抵、協会の催し物には懇親会が開かれます。それも40人以上の大人数で。
もちろん、講演して下さった専門家の方たちは全員出席されます。
(学会で発表された方には分かると思いますが、学会での発表後も懇親会はあるのですが、そちらはちょっと硬い雰囲気がありさらに学生が教授に質問するのも勇気がいります。)
しかし、宇宙エレベータの懇親会は、講演者の方たちと距離が近く、しかも皆さん酔っ払うまで飲まれるので、学生としては非常に質問がしやすいです。

2009年11月11日水曜日

小・中・高生のLEGO大会





先日2009年11月3日(火)に東京のお台場で小・中・高生のLEGOで作ったSEクライマーモデルの競技大会が開催されました!!
大会名は「LAER'09

これは毎年行われているサイエンスアゴラという科学イベントの一つとして開催されました。

参加チームの中には家族・友人での個人参加や学校の科学部からの参加がありました。
小・中・高生が作ったLEGOといって侮るなかれ!!
かなり質の高いクライマーが作られていました。

会場には東京国際交流館4階の体育館をお貸し頂きました。(写真2枚目)
写真からも広いスペースで競技大会が行われたのが分かって頂けると思います。

肝心の大会場所ですが・・・
写真奥にロープが4本垂れているのが分かりますでしょうか??
そこが競技スペースで4台のLEGOクライマーを上げる事が出来ます。
さらに右手前の机が2台並んでいる所は、一般来場の方にLEGOに触れて頂く為に設けた特設スペースです。
このスペースでは何組もの子供とお母さんが楽しそうにLEGOで遊んでいました。
科学イベントの一環でお堅いイメージがあるかもしれませんが、意外と子連れで来られる方が多く初めてサイエンスアゴラに行った僕には驚きでした!
ちなみにこの横では東京電機大学出展の「磁石のいたずら」、どこかの大学出展の科学反応による振動?(面白そうなんで行きたかったのですが、行けずじまいでした。うろ覚えですいません・・・)というのもやってました。
大会のあいまいに密かに磁石の方には行きました。
いや~面白かったです。
なにが面白いって、プラスティック管とアルミ管に磁石を落とすとアルミ管の中で磁石が周りに触れずにゆっくりと落ちていくのです!!(実際に見たらびっくりしますよ。磁石の周りと管の隙間から床が見えるんですから) 
これは面白い!

とあまり書きすぎるとLASERの事が書けなくなるので本題に戻ります。

大会の進行ですが、トーナメント形式で行いました。(写真3枚目)参加チームは総数20チームで(参加チームが多くてびっくり)、予選と本選があり、予選で負けたチームは敗者復活戦で本選への復帰を目指します。

本大会で驚いた事に(何回も驚いていますが)、レース毎に新品の電池に交換した事です。
これは、クライマーの性能で勝敗を決めるための処置ですが、毎回新品に交換ってなんて贅沢なんだーー。
しかも、電池はEVOLTA!!びっくりですわ
こんな事が出来たのは今回、協賛にパナソニック(株)様がついて頂いたのでEVOLTAをかなりの数、提供して貰いました。
ありがとうございます!!

で、気になる競技結果ですが、宇宙エレベータ協会のHPに載っているのでそちらを見て下さい。↓がURLです。
http://jsea.jp/node/663

さらに今回は競技大会だけでなく今年の8月に屋外で行った競技大会(LEGOでなく大学の研究室が作ったクライマー)に出場した機体も数体展示しました。(写真4枚目)
展示したクライマーは日本大学、神奈川大学、個人参加のチーム奥澤の機体です。
こちらにも多くのお客様が来ていただき、機体の説明、宇宙エレベータとはなんぞや、問題点、屋外での大会の様子などを説明しました。

競技大会と併せかなりお客様が来られて盛況のうちにLASER'09が終了でき大変嬉しかったです。

最後に、全体写真を載せるので少しでもその時の雰囲気が伝われば嬉しいです。


2009年5月2日土曜日

SEクライマーモデル昇降実験成功です

平成21年5月1日(金)、宇宙エレベーター協会のウェブで告知していましたクライマーモデル公開昇降実験を行いました。当日は、午前中は快晴で風も弱く絶好の宇宙エレベーター日和(?)でしたが、午後から風が強まり、夕方になっても風が一向に収まらない状況で午後からはかなりの苦戦を強いられましたが、それでもなんとか実験には成功し、横風の中でも安定して昇降できることが確認できました。見学に来られた方も多く、遠くは名古屋大学、静岡大学、九州工業大学の工学部の先生や学生さん、関東近県からは神奈川大学、防衛大学、東京電機大学、東海大学の先生や学生さん、報道関連の方々も5社お越しいただき、盛況のうちに無事終了いたしました。皆さん実際の状況をご覧いただき、予想以上に過酷であることを認識していただいたようです。本年8月8日、9日に開催する日本初のSEクライマー技術競技会(JSETEC2009)に向けて、あと1,2回は昇降実験を行いたいと思います、ご興味のある方はこちらまでお問い合わせください。

クライマーモデル公開昇降実験報告


平成21年5月1日(金)、SEクライマーモデル公開昇降実験を行いました。当日は、午前中は快晴で風も弱く絶好の宇宙エレベーター日和(?)でした。しかし、午後から風が強まり、夕方になっても風が一向に収まらない状況で午後からはかなりの苦戦を強いられましたが、それでもなんとか昇降実験には成功し、横風の中で揺れてねじれるベルトの頂部までクライマーが到達することができました。
昇降実験に挑戦したのは日大理工学部の2台のクライマーで、駆動機構の異なるものでしたが、3月に実験を行ったクライマー改に一日の長があり、上の写真のように上空のベルト頂部に到達することができました。設計担当のS君は「今回の実験で、また多くの課題が見つかった8月の競技会まで改善すべきことは山ほどある」とコメントし、新たな機構の設計に着手することになりました。
今後の進展が楽しみです。

2008年12月19日金曜日

学研サイエンスキッズでも紹介されました

学研の運営する「サイエンスキッズ」のウェブページで、子供たちに人気の「科学のふしぎたんけん[なんでも調べ隊]」というコーナーがあります。このコーナーの12月の特集に「宇宙エレベーター」がとりあげられました。

宇宙エレベーターについて調べちゃおう http://kids.gakken.co.jp/kagaku/nandemo/0812.html 

これは先日取材に来られた際に、学生たちの製作したジオラマやレゴクライマー他の素材も含めて提供し、掲載されたものです。常に脇役のアースポートが良いアングルから撮影されており、製作した学生たちが喜んでいました。

調べ隊リンク集には、このページへのリンクも構成されていますので、相互リンクをしてみました。

次世代を担う皆様、宇宙エレベーター開発よろしくお願いします。

2008年12月14日日曜日

SEクライマーモデルのモーター制御動作実験開始!

以前より設計開発が進行中だったSEクライマーのプロトタイプモデルの基本構造が出来上がり、基礎実験の第一段階としてモーター制御の動作実験の行いました。昇降性能(速度)もまずまずですが、モーターブレーキがうまく動作しており、所定の位置での制動がうまく行えていることが分かります。当初懸念していた昇降によるクライマーとベルトのずれは、この程度ではほとんど見られずスムーズに昇降している様子です。モータートルクも余裕があるようですので、つぎはバッテリー搭載での昇降実験に挑戦したいと思います。
まずは登れてひと安心です。 by R.T

2008年12月1日月曜日

GIZMODO-JAPANで研究生が製作したレゴ宇宙エレベーターモデルが紹介されてます

11月に行われた宇宙エレベーター会議の際に展示していた本研究室のレゴ宇宙エレベーターモデルが GIZMODO-JAPAN で紹介されています! 
意外な反響にびっくりです。かなりのボリュームで詳しく紹介されレゴクライマーの動画もありますが、こちらはすでに実際のクライマーモデルを製作中です、ということで  上の記事も見て下さいね。

2008年11月30日日曜日

テレビ東京WBSの収録がありました

12月4日放送されたテレビ東京World Business Satellite のトレンドたまごのコーナーで「おもちゃで宇宙へ」と題して宇宙エレベーターのレゴクライマーが紹介されました。この日のキャスターは 須黒 清華さん ということで学生たちのテンションの高さが普通とは思えない状況でしたが、出演はJSEA会長と付属高校の生徒さんということで終始見学者として出演者にプレッシャーをかけ続けました。収録は宇宙エレベーターの説明と、須黒さんによるレゴクライマーの昇降デモ、そして高校生のレゴクライマーのデモと続きました。実際の放送では、これにレゴジャパンさんでの収録が加わって編集されましたが、宇宙エレベーターのレゴモデルが販売されることになったのは、彼らの貢献も大きかったと思います。
最後は須黒さんを囲んでみんなで記念撮影、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
当日の模様は、 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2008/12/tt-28.html で見ることができます。

2008年11月25日火曜日

サイエンスアゴラ2008にJSEAとして出展しました

2008年11月22日~24日の3日間東京お台場の東京国際交流館で開催された「サイエンスアゴラ2008」に宇宙エレベーター協会として出展しました。22日に海外出張から帰国したため、23日、24日の2日間のみのサポートでしたが、多くの方々に様々なご質問、ご意見をいただき、宇宙エレベーターに対する興味の高さを改めて感じさせられました。また、先日のJpSEC同様にレゴクライマーは子供たちになかなかの人気でした。サイエンスコミュニケーションがテーマのこのイベントでは宇宙エレベーターは、科学技術に対する興味と好奇心を喚起できる良い材料なのだと改めて感じさせられました。

2008年11月20日木曜日

宇宙エレベーターレゴクライマーコンテストを開催しました

2008年11月16日東京お台場の日本科学未来館イノベーションホールにて宇宙エレベーター・レゴクライマーコンテストが開催されました。このコンテストは第1回日本宇宙エレベーター会議の一環として、国内の中学・高校生5校10チームが参加して行われたものです。競技審査員として、宇宙エレベーター研究の世界的権威である米国のブラッドリー・エドワーズ博士、レゴ機構開発の第一人者の五十川さん(レゴ・スタジオ主宰)、レゴジャパンの樺山さんらにお越しいただき、多くの見学者が見守る中、上昇スピード、エネルギー効率、クライマーデザインの観点から各チーム2回づつの競技を行いました。
参加した各チームとも精一杯健闘し、スピード賞を千葉日本大学第一高等学校のチーム、エネルギー効率賞とブラッドリーエドワーズ賞を日本大学豊山中学校のチーム、デザイン賞を日本大学第一高等学校のチーム、レゴ特別賞を神奈川大学付属高等学校のチームが受賞しました。
競技会後の講評では「素晴らしい試み子供たちの真剣な眼差しに感動した」、「夢のある競技会は宇宙科学への新たな興味につながる」など高く評価され、レゴジャパンからは宇宙エレベーターキットの開発を検討したいとのうれしいコメントもありました。主催者一同、来年も是非続けていきたいとも思いを強くして、最後は「宇宙(うえ)にまいりまーす」で全員笑顔の記念写真となりました。

2008年10月13日月曜日

J-waveのDocomoTokyoRemix族でJSEA会長が宇宙エレベーターを語る

2008年10月11日、またもやJ-wave のDocomoTokyoRemix族にてJSEA会長が宇宙エレベーターを語りました。
この番組のナビゲーターは山田五郎さんと中川翔子さんということで、会長も気合入りまくりで登場しました。話の内容はJ-waveのホームページで見ていただくとして、収録後に快く記念撮影に応じていただいた中川さんのベストショットは如何でしょう。中川さんもお薦め?のこの一冊です。